チーズ作りが体験できる牧場
全国には様々な牧場があり、乳牛を飼育しているところもいくつもあります。
それらの牧場に行けば、手作り体験としてチーズ作りが体験できる場合が多いです。
それは、もちろん乳牛からとった牛乳から作れるから、というのもありますが、非常に作りやすく、短時間でできることも必ずしも丸一日牧場にいられるわけではないという忙しい観光客にあったものである、ということもあります。
もちろん、手作り体験自体が人気だということも大きな要因の1つです。
多くの牧場のメニューとして人気なのが、やはり自宅でも簡単に作れる最も簡単に作れるチーズとまで言われている、カッテージチーズです。
このカッテージチーズとは、いくつかある種類の中でもフレッシュタイプと呼ばれるチーズの一種で、非熟成型と呼ばれます。
脱脂乳から主に作られ、味や香りが非常にすっきりしていることから苦手とする人でもこれなら大丈夫、と言う一もいるほどです。
さらに、その80%が水分であるということで、非常に滑らかでパンに塗るなどのこともできることで使い勝手も良いです。
さてこのカッテージチーズですが、通常牧場にいる乳牛から自分で絞る、と言う工程があり、
それを直接チーズ作りに使える場合もありますが、精製過程の都合で既に料理用になった牛乳を利用する場合もあります。
でも実際に自分で牛乳をとることから作業が始められるというのは非常に面白いもので、特に牛乳は牛乳パックから出てくるものと思っている子供には教育的にも良いことかと思います。
チーズ作り自体は、鍋に牛乳を注ぎ、暖めながらレモン汁やお酢を加えながら静かにかき混ぜて、きれいに分離するまで温めましょう。
ここでは沸騰するとダメなので慎重にしましょう。
そこできれいに透明な層が出来れば分離完了なので、鍋の中身をザルに布巾を敷いたものに流しこむことで透明な乳清部分を取り除きましょう。
そこから重石を加えて水分を出しつつ冷蔵庫に保管すればチーズの完成です。
全工程を実際にやってみると、面白いので、一度牧場でチーズ作りを体験してみてはいかがですか?